いいこと聞いた
ブログって、書こう書こうと思ってても、課題とかに追われてるとつい後回しにしちゃうよねえ。習慣化できればいいんだけど。
以前聞いた時印象に残って、最近ふと思い出した言葉がある。
高校生の頃。塾の夏期講習、世界史の授業だった。
江戸末期、日本や中国は西洋の脅威に直面した。
アヘン戦争、清はイギリスに大敗。既存の中華秩序の崩壊。
唐突に結ばされた不平等条約。
このままじゃいけない。西洋列強に肩を並べないと、文明化しないと、不平等条約なんとかしないと、列強に勝たないと。
だから、西洋に近づき、技術や制度を取り入れた。
「強い敵を倒したいなら、その敵に近づき、模倣する」
○○に勝ちたいから○○のようになる。
これを聞いた時、目から鱗だった。でも、すごく納得した。
漫画とかでよくあるよね。怪物を倒すために、その怪物の力を奪って武器としてこっちが使うやつ。
東京喰種とか、進撃の巨人とか。
勝ちたいから、それに近づく。近づいて利用する。それでしか勝てない。
清は日清戦争に負けたあと、積極的に学生を「日本」に送った。
なんでだろう、って思ってた。わざわざ自分たちを負かした国に、って。
勝ちたいからだ。盗みたいからだ。
面白い。
逃げちゃだめなんだ。相手と違う方法で戦う、とかじゃないんだ。
同じ土俵に立つんだ。敵からこそ学ぶんだ。
いいこと聞いた。
忘れない。だからここに書いておく。
また来るね。